玉虫
[2017.10.06]
先日、雑木林を歩いて、玉虫を見かけました。とても珍しい虫なので思わずカメラのシャッターを切りました。子供のころ、昆虫採集に出かけたときに、一度お目にかかってから50年以上ぶりのような気がします。全体に緑色の金属光沢があり、そこに赤や緑の縦じま模様が虹のように入るとてもきれいな虫です。正確にはこの種の玉虫は「ヤマトタマムシ」というそうです。
ところで、見る角度によって色が微妙に変わるこの虫にちなんで「どのようにも解釈ができ、はっきりとしないもの」の例えを「玉虫色」と表現される事があります。よく政治家の答弁を「玉虫色」と表現され、あまり良い意味で使われないことがあります。こんなにきれいな虫なのに少しかわいそうな気もしますね。
いよいよ10月からは本格的な秋シーズンになります。インフルエンザなどの予防接種も始まります。この季節、冬の感染症対策をすることも大切です。